10/5(日)
2025年 F.B.Iフローターマスターズトーナメント最終戦となる、桧原湖戦が開催されました。

裏磐梯は晩秋に向かってどんどん季節が進行しており、金土は、日中でもしっかり重ね着をするか夜は防寒着でもいいぐらい冷え込んで来ましたが、大会当日は、夏日のような暑さとなり、湿度が高く、ローライトでほぼ無風。
魚はディープがメインもシャローにもいるうえに、時間帯や天候で魚のレンジが目まぐるしく変化し非常に絞りにくい状況。
さらに、団体の大きなトーナメントの代替戦がこの日に被ってしまったことも相まって、今年の「クセのあるトーナメントトレイル」の集大成にふさわしいかなり難しい最終戦となりました。



参加選手は20名。
最終戦ということで、年間優勝争いやクラシック出場権をかけて、各選手ともこれまで以上に気合を入れて臨みました。

「「釣れない」といいながら、本番はふたを開けるとみんな釣ってくるのがF.B.I」というのが各選手の見立てでしたが、この日は本当に厳しかったようで、スモールマウスが得意の選手たちも軒並みノーフィッシュとなるなど、前回の小野川湖戦を下回る7名のウェイインとなってしまいました。
それでも釣ってくる奴は釣ってくる!

【入賞者】
5位 吉川氏

「裏磐梯でラージを釣らせて右に出る者はいない!」というほど、ラージキャッチ率の高い吉川氏。
2023年7月の桧原湖(早稲沢浜)戦では、2,405gという破格のラージを持ち込みぶっちぎりで優勝したことも!
残念ながら50UPのラージは惜しくもフックアウトしてしまったようですが、見事5位入賞です!
4位 蔀氏

悲願のマスターになるためには、小池氏又は岡本氏が優勝&
悲願のマスターになるためには、小池氏又は岡本氏が優勝&BigFish賞を取った場合でも、自身が5位以内又は19位以内となることが必須の蔀氏。
2週間前のプラクティスでは気合が入り過ぎ、その熱い想いがポンツーンにも伝わり、夜中にポンツーンが単独で対岸までプラクティスに行ってしまう始末…。
ボウズの場合は「またダメだったね!」という蔀氏らしいオチを各選手から期待されつつ、望んだ最終戦。
得意とするシャローで試合時間のほとんどを費やすもノーバイト。昼過ぎからバックアップで用意していたディープで、魚探に映るスモールの動きを見極め、2本をキャッチしてくる意地を見せました。
魚探に頼らず、自分の勘と釣れている人を頼って釣ってくるハイエナジー荒木。
小野川湖戦に続き優勝するため、有名ガイドサービスを受け、その後は自身のボートで念入りにプラ通いをした滝本氏にレクチャーを受け、試合当日も滝本氏とほぼ同じエリア、ルアーというハイエナジー釣法を敢行。
そして最終的に自分だけキャッチしてくるという底力の強さは流石の荒木氏。
本人曰く、「魚に口を使わせるキモとこだわりがあった」そうですが、併せて語った「釣った水深8m前後」はまったくいい加減だったようで…。
とにかく荒木ワールドは奥が深い!
2位 林氏
マイポンツーンを手に入れ、F.B.Iにかける意気込み(と、前夜祭にかける料理への意気込み)に一層拍車が入った林氏。
この日多くの選手がハンクルのジョーダンでバイトを得ていたようですが、フッキングに課題があり、フッキングミスやファイト中のバラシが多発していたところ、林氏だけが2フックのスーパージョーダンを使用したことで、キャッチ率を上げるとともに、ルアーをトレースするエリア、コース等を見極め、見事初お立ち台となる準優勝に輝きました!
おめでとうございます!
優勝&BigFish賞 岡本氏
小野川湖戦終了後は桧原湖や霞ケ浦水系でさらに釣果を伸ばし、年間キャッチ数は400匹を超えたという岡本氏。
今回自身が年間優勝するためには優勝&BigFish賞を取ることが必須でした。
普通に考えれば、相当達成困難な所業ですが、これまでの知見とデータを基に桧原湖戦での必勝パターンを突き詰めて行き、当日もあれこれ試行錯誤しながら、エリア、釣り方を絞って行き、最終的にライブスコープを駆使してシューティングでコンスタントに魚を釣るバスボートの船団にまみれて、ルアー、リグ、トレースすべきコースを見極めた「いぶし銀釣法」で、910gを筆頭に良型3本でこの日唯一のリミットメイクを達成し、ぶっちぎりの優勝となりました!
本当にお見事でした!
【成績表】
優勝 岡本隆義 3本 2,545g ● 910g
2位 林伸彦 2本 1,350g
3位 荒木洋忠 2本 1,245g
4位 蔀賛也 2本 1,165g
5位 吉川博文 1本 870g
6位 細貝浩一 1本 845g
7位 剱持亮 1本 635g
●はBigFish賞
(以下、NF)
関根正和
菅谷武志
剱持秀雄
川上宏一
鹿又敬司
鈴木康晴
小池章良
高久雄多
宮崎幸治
伊藤洋治
滝本進
富永裕一
飯塚賢一
これにて今シーズンの試合が終了し、2025年F.B.Iフローターマスターズの年間優勝は岡本氏の奇跡の捲りをかわした蔀氏が初のマスター(年間優勝)に輝きました!
そして、今年最後のイベントとなる1名の真の勝者を決定する「フローターマスターズ・クラシック」(10/26)は、蔀マスターの指定により、霞ヶ浦(大岩田)で行われることが決定しました!
追って、クラシック出場者の紹介とトトカルチョの案内をさせていただきます!
牧場キャンプ場のお父さん、お母さん、桧原漁業協同組合様お世話になりました。
【F.B.I事務局】












