RIMG0032











2014年6月22日(日)、茨城県霞ケ浦にて2014 F.B.I. FLOATERMASTERSトーナメントの第3戦が行わまれました。
今大会の会場はアフタースポーニング時期の人気エリアである牛堀。
霞ケ浦本湖から下流部に見てボトルネック状になっており、本湖はもちろん近隣には数本の河川も擁しており選択肢には事欠かないエリアです。

今大会のエントリー選手は24名。

湖の状況としては、大会前の2週間前に豪雨が襲い一時的に1m以上の増水。
そこから減水が続き、大会前日にもわずかな減水が見られるもののようやく平水位に戻り、
水質は濁りが見られるもののほぼ安定。水温は24~26℃を推移し、大会当日は朝からの小雨。
この時期としては、かなりの好条件に恵まれた状況でした。

大会当日の朝、天候は小雨。
低気圧の影響で、昼にかけて南西風から北東の風3~4mへと変わる予報。
霞ケ浦ではこの日、各団体の大会が行われており、
牛堀周辺にも数多くのバスボートが見受けられました。





~AM6:30 ノンオール艇のスタート~


RIMG0037 (800x571)










RIMG0036 (800x600)RIMG0033 (800x600)










RIMG0039 (800x597)RIMG0041 (800x600)













~AM7:00 オール艇スタートの様子~

RIMG0048 (800x589)RIMG0051 (800x597)












RIMG0045 (800x592)












RIMG0049 (800x591)RIMG0050 (800x592)












RIMG0052 (800x588)RIMG0054 (800x589)












RIMG0055 (800x600)RIMG0057 (800x550)












RIMG0060 (800x582)RIMG0063 (800x600)














~13:30 ウェイイン~

RIMG0064 (800x597)選手が続々と帰着申告を行う。
帰着遅れには厳しいペナルティも。











IMG_4947IMG_4950

















鈴木(悟)氏【左】と初参加の我妻氏【左】



IMG_4956IMG_4962









初参加の蔀氏【左】と、やはり外さない城川氏【右】







~表彰式~



上位3名の発表です。

3位は、グッドフィッシュを連発させるもフックオフに悩まされた飯塚氏が2本ながら2405g。
牛堀の水深1m前後のジャカゴエリアでジャカゴに向かいキャストし、チャタ―ベイトで底を切ってスイミングさせる方法で、1kgオーバーのバスをキャッチ。
その後、バイトが連発するもライブレイクにより貴重な当たりルアーをロスト。
その後、バタフライクローのテキサスで同様の釣りを行い、グッドフィッシュを追加しました。
選手が集中したエリアで的確にパターンを読めていただけに、ベテランの飯塚氏にとっては非常に悔しい結果となりました。


IMG_4960IMG_4973









IMG_4995














2位は関東のマッディレイクをメインに参戦し、初入賞を遂げた浅沼氏が3本で2500g。
「今回は巻物を押し通す」とのことで、3位の飯塚氏と同じく牛堀のジャカゴエリアにて
ニシネルアーワークスのビーツァM3で底をたまに叩く程度で泳がせ、グッドフィッシュでリミットメイク。
多くの選手が集まったこのエリアでの巻物勝負に一歩抜き出ました。


IMG_4963IMG_4976









IMG_4999























そして優勝は、、、丸型フローターながら52.5㎝ 1990gという
規格外の魚を含め、3本で4170gというダントツのウェイトを持ち込んだ新井氏。
新井氏は、なんと参戦4戦目にして初優勝。
プラクティスでいい釣りをしていたとのことで、スタート前から「今日は釣っちゃいますよ!」との明るい返事。
当日はジャカゴエリアのクランキングからスタートし、幸先よくキーパーをキャッチ。
その後、ジャカゴのインサイドに入り、ゲーリー A-OKでキッカーをキャッチ。
さらに昨日ビッグフィッシュをキャッチしたという沖の杭に移動し、同ルアーでキッカーを追加。
食わせるまでにはかなり時間が掛かっていた様子で、そこに魚がいると信じて誘いを続けたようです。
その一方で、お立ち台のコメントでは「何で釣れたのか?」の問いに、
「そこに魚がいたんすよ!!」と答えて周囲を笑いの渦に。

確かな技術はさることながら、魚がいることを信じて釣りを続ける・・・。
2本目の魚も49㎝のビッグフィッシュであることからも狙って獲っている魚であることは明らか。
そして、既に優勝するのに十分なウェイトがありながら、最後の時間まで、残りのナイスキーパーをも入れ替えようと必死に釣り続ける姿には感動すら覚えました。

この清々しいまでの信念と前向きな思考が引き込んだ優勝とも言えるでしょう。
今後、益々の活躍が期待されるゴールデンルーキーの登場に、会場は大いに盛り上がりました。


IMG_4984IMG_5009









IMG_4968









IMG_4969



























<成績表>

優勝: 新井 新也  4170g/3本
2位: 浅沼直哉  2500g/3本
3位: 飯塚賢一  2405g/2本
4位: 蔀賛也  2105g/2本
5位: 細貝浩一  2005g/3本
6位: 宮崎幸治  1795g/2本
7位: 岡本隆義  1755g/3本
8位: 鈴木康晴  1700g/2本
9位: 城川晃邦  1390g/2本
10位: 真下桂一  1195g/1本
11位: 山岸準  1045g/2本
12位: 富永裕一  955g/1本
13位: 鈴木悟  940g/1本
14位: 今井一行  915g/1本
15位: 高久雄多  855g/2本
16位: 我妻光晴  760g/1本
17位: 鈴木智之  395g/1本
18位: 飯野大介  335g/1本
19位: 荒木洋忠  315g/1本
 


ビッグフィッシュ賞: 新井新也 1990g


キャッチ率:19名/24名





<上位三名>
IMG_5013











<集合写真>

IMG_5011











<大会動画>







<2014年総合ランキング>  ※第3戦終了時


2014_03

















※クリックし、拡大してご覧ください。







【F.B.I.事務局】