


今大会の会場はFBI初開催となる小野川湖。
スタート会場は、湖の北西岸に位置するLifetime Camp& Resort。
少し高台にあるキャンプ場から水辺に降りる道を抜けると、あたかも異世界に来たかのような美しい景色・・・。
スタートエリアは小島群に囲まれた空間、岸辺には冠水した木々が神々しいまでの雰囲気を醸し出しています。
キャンプ場オーナーによれば、向かいの島にはクマの親子も住んでいるとの話。
湖に大型のボートやジェットスキーなどの往来もなく、湖岸線のほとんどが立ち入り禁止となっているからこその閑静な雰囲気はまさに楽園と言っても過言ではないでしょう。

湖は、裏磐梯エリアにある他の湖と比べると小規模で、全体的に浅い水深が続き、多くの小島やワンドで構成されています。カルデラ湖にしてはフラットエリアも多く、バンクは冠水した木々や水生生物で覆われ、生き物にとっても快適な隠れ家となっている様子。
大会初開催で、また他の大会が少ないことから情報が少ないことも、今回の醍醐味。
プラクティスの様子では、他の裏磐梯の湖に比べて個体数が少ないようでキャッチ数が少なく、500g程度のグッドサイズでリミットを揃えるのも結構難しいのではないかとのこと。アベレージは釣るエリアによってまとまっている様子(200~800gで主に500g程度)。選手たちの予想では、おそらく1500~1800gの範囲で団子状になり、キッカーを入れた2,000kgでお立ち台、優勝ラインは2200g程度ではないか?との話が多く聞かれました。
・・・この後、この予想が大きく覆されることになるとは・・・!?
当日の天候は晴れ。
当日の天候は晴れ。
朝から無風で、陽が上がってから2mほどの南西風が吹く予報。
高地の心地よい天候のせいか体調変化に気づきにくいようで、前日は数名に軽い熱中症の症状が出ており、朝のミーティングでは十分な水分補給をすることを伝えられました。
また、キャンプ場からは多くの飲み物をご提供いただきました。
~スタート風景~
AM5:30 ノンオール艇スタート
~スタート風景~
AM5:30 ノンオール艇スタート
~ウェイイン~
結果、26名中ウェイインは24名。
裏磐梯戦は多くの選手が魚をキャッチできるため、ウェイインも和気あいあい。
蓋を開けてみれば、ほとんどの選手がリミットメイクを達成しており、さらに半分弱の選手が1500gを越えているハイレベルな争いとなりました。
さて、結果はいかに???








3位は、福島の湖に精通し、福島県開催の大会では定評ある星氏が3本で2315g。
プラクティスでは、数こそ少ないものの、大きなサイズを固められるエリアと釣り方をアジャストしており、他の選手にも目を付けられていました(笑)。使ったリグはカットテールのネコリグ。エリアは湖南岸、3m前後のフラットでリグを中層スイミングしキャッチ。エリアを問わずキーパーギリギリのサイズが釣れる状況の中、キャッチした魚のアベレージが全て600~800gだったということから、完全アジャストしていた見事な結果でした。


念入りなプラクティスを重ね、沖のハンプ群に注目。 当日も朝からハンプに入るもののサイズが伸びず、途中で作戦変更し南岸の2~3mのフラットエリアに移動。ここは偶然にも3位となった星氏が釣っているエリアの目と鼻の先。ここでジャッカル シザーコームのライトキャロを丁寧に引いて入れ替え。キャッチした魚すべてがキッカーフィッシュとも言えるサイズを揃え、このエリアでのつばぜり合いに僅差で勝利しました。




そして優勝は、FBIの過去を振り返れば、各湖のトータルウェイトレコードに名が並ぶ川村氏。
他の選手が釣っている魚とは明らかに違うコンディションの魚を3本揃えて2840g。
実績・実力ともに、一つ抜きんでている存在ながら、近年、プラクティスに十分な時間が割けないことから不調が続いていた川村氏でしたが、本来の輝きを取り戻すかのように、まったく予想外のエリアと釣り方で他の度肝を抜く魚を持ち込みました。



以下、本人のレポートより。
『大会当日は、前日に魚探で調べたピンポイントの釣りで何とか800+500+450の1750gを揃えたところで、晴天無風の厳しい状況に突入。このままプラ通りの釣りを続けていても入れ替えできる魚が釣れそうになかったため一度リセットし、シャローに群れるベイトフィッシュのオイカワを追いかけていったところそこでパラダイスを見つけました。
小野川湖は初めてで、プラは前日の半日しかできなかったので魚探がけも十分にできなかった中、プラで見つけられなかった魚を大会当日に見つけることができたのは本当にラッキーでした。理想はプラで組み立てたパターンで勝つことですが・・・今回は単純に嬉しいです。
そのポイントで700g~1キロちょいの魚を10本ほどキャッチし、3本で2835g?スモール3本で揃えたウェイトとしては自分としても過去最高だったのでウェイト的には大満足なのですが、明らかに一回りデカい魚を2本バラしてしまったのが唯一の心残りですね・・。
ルアーはトップウォーター。久しぶりに楽しませていただきました。』
エリアは、バサーが入れ替わり入る超人気エリアの僅かな場所。
詳細は伏せますが、おそらく多くの選手がプラクティスで釣りした場所にも関わらず、些細なことに気づいてもたらした結果。近年、画一化・定型化される傾向があるバス釣りのノウハウやテクニックのなかで、明らかに予想を超える釣り方と結果に、勝敗に負けた選手たちも清々しい気持ちだったことでしょう。
常に自分の想像を超えるパターンがあり、それを知ること・・・これこそが大会の醍醐味なのかもしれません。



<成績表>
1位:川村俊明 3本/2840g
2位:岡本隆義 3本/2415g
3位:星修二 3本/2315g
4位:藤井将之 3本/2195g
5位:富永裕一 3本/2130g
6位:山岸準 3本/1945g
7位:菅原翔也 3本/1935g
8位:飯塚賢一 3本/1850g
9位:菅谷武志 3本/1825g
10位:栗本雅博 3本/1600g
11位:小池彰良 3本/1500g
12位:宮崎幸治 3本/1490g
13位:蔀賛也 3本/1430g
14位:鈴木康晴 3本/1405g
15位:荒木洋忠 3本/1295g
16位:高久雄多 3本/1255g
17位:伊藤洋治 3本/1160g
18位:細貝浩一 3本/1075g
19位:長門ヒデキ 3本/995g
20位:今井一行 3本/980g
21位:新井新也 2本/890g
22位:木幡潤一 2本/830g
23位:天沼央希 1本/565g
24位:小熊一弥 1本/205g
【以下、ノーフィッシュ】
ビッグフィッシュ賞: 富永裕一 1120g
キャッチ率:24名/26名
最後に、「一年間無料利用権」や飲み物の提供を含め、細やかにケアをいただきました『Lifetime Camp& Resort』様にこの場を借りて深くお礼申し上げます。

■Lifetime Camp& Resort
ホームページ: http://lifetime-camp.com/
~番外編~
●プラクティスで見かけた一コマ
野生の猿、とても大きな2匹が争っている・・・というか一方的に攻撃されている。
おそらくボス同士の縄張り争い。
片方は血だらけで傷付いているのに、もう一匹があまりにも執拗に、一方的な攻撃を繰り返すので、このままでは死んでしまうのではないかと思ったほど。

【F.B.I.事務局】













































































































