2013年6月23日(日)、福島県秋元湖にて2013 F.B.I. FLOATERMASTERSトーナメント第3戦が開催されました。
数年前までのFBIには「大会の日は必ず荒れる」というジンクスがありました。しかしながら、近年のFBIは『晴れ男』が多いためか(?)比較的天候に恵まれており、今大会前にも日本列島には台風が接近しながらも、大会当日は台風の影響はなく、曇り空から時々晴れ間が覗き、絶好の釣り日和となりました。
今大会のエントリー人数は33名。オール艇が22艇、ノンオール艇が11艇のエントリー。遠方にも関わらず初参加4名の方々がエントリーされました。
~朝の受付・ミーティング~

前日、このあたりに熊が徘徊していたとのこと。
熊の居場所を借りて大会開催。

人気のない森でのミーティング。
秋元湖でしか味わえない雰囲気があり、メンバーに人気の開催地。
湖の状況はクリア。水温は19~21℃。前の週と比較すると2℃ほど下がったとのこと。また前日の激しい大雨による影響もわずかにある様子。
継続してプラクティスに入っていた選手からは、2週前と先週は、シャローにグッドサイズが差しており、3本で2kg超えというのが当たり前というほど好調だった模様。
しかしながら前日入った感じでは1週前と状況が一変。「シャローから魚が消えた」
「サイズが大幅に下がっている」「魚の居場所が特定できない」など、心理戦とも受けとれるようなネガティブな声が上がっていました。
さて、結果はいかに・・・。
~5:30 ノンオール艇のスタート~



クリアレイクで腰までつかる気持ちよさはノンオール艇の醍醐味
オール艇の選手が見守る。
~6:30 オール艇スタート~

左:エントリーポイントは狭いため並んで進む。
右:フィンを装着する土野氏

左:飯野氏のビッグライブウェル。魚にやさしい。
右:一艇ずつエントリー。写真は鈴木氏。


左:現在ポイントリーダーの長谷川氏
右:スモールマウス戦に定評ある滝本氏

スタート直前。和やかながら、この緊張感がたまらない。

左:スタート前の一服。保坂氏
右:タックル準備をする菅谷氏

左:今回も得意のシャッドが火を噴くか? 菊地氏
右:安定した成績が定評の栗本氏
オール艇スタート!!

左:長谷川氏、城川氏の実力者二人が東岸を走る
右:ここから3㎞ほど離れた大倉川を目指す土野氏

大会終了間際のスタートエリア付近
タイムアップ!
帰着する選手たち。
~ウェイイン~
多くの選手が魚を手にすることができ、33名中26名がウェイイン。
うち11名がリミットメイク。
グッドサイズのアベレージウェイトが比較的安定していることから1400g前後での混戦状態で、そこにキッカーを混ぜた選手が上位に名を連ねました。










リミットメイクした選手の多くは、ワンドの出口もしくは流入河川の河口域に広がる3mより浅いフラットエリアを釣っており、ソフトベイトを使ってごくスローに釣っていった選手のスコアが安定していたようです。
さて、上位3名の発表です。
3位は、3本で1780gで藤井氏(私です)。



前日プラは目視で状況を確認してまわりました。結果、釣れそうなラージはいたものの、プラの時点で今回2位となった神戸氏とポイントシェアすることがわかりパス。スモールも探しましたがシャローを速いスピードで徘徊している魚はサイズが良いけど釣るのが難しい状況に苦戦。。。
大会当日に釣ったのは大倉川河口の1-3mのフラットです。前日、ルアーを追ってきて引き返すシーンを度々見ていたため、追ってくる魚をイメージしながら、自分から10m程度離れた場所まで一定のアクションをし、食わせの距離に入ったらリズムを変える方法。
釣ったルアーはダブルクラッチ95(オイカワ)と、ザッカ―(夜光貝)です。
前者は水深1~2mでチビバスを避けるため早巻き&ストップ&2ジャーク・ポーズ・回収の繰り返し。後者は2~3mをハイスピードジャークで、途中から長く遅いジャークに切り替えるという方法でした。この釣りではサイズを選べなかったので、入れ替えを繰り返しました。
2位は1360gのラージをキャッチし大会を盛り上げた神戸氏。3本で1840g。



現在、名古屋在住にも関わらず2週続けて秋元湖に通う熱の入れよう。プラはレンタルボート&エンジン&エレキを使って広範囲のサイトフィッシングにプラクティスの時間をすべて費やしたとのこと。過去3度フローターマスターを獲得した神戸氏の本気モードが垣間見えました。
釣った場所は第一ワンド。釣ったルアーはフラッシュJハドルのダウンショットリグ。
前日プラではバスの個体それぞれを深く観察し、そのバスがこだわりを持つ「何か」を特定し、バスが怒りだすまでその場所をとにかくしつこく攻め、嫌がるバスに無理矢理口を使わせる悪行「ろくでなしパターン」での2位入賞です(笑)。
さらに今大会でビッグフィッシュとなったラージをキャッチするまでにすでにラージで揃えていたものの、モーター音のプレッシャーからライブウェルの循環ポンプの音をOFFしたままで釣りをして、あろうことかデッドフィッシュ。その後、なんとかスモールを拾ってリミットメイク。
魚の扱いを熟知し、細やかな気遣いでデッドフィッシュとは無縁だった神戸氏だが、今回の彼らしからぬ失態を境に、「名古屋の殺し屋」と呼ばれるようになり、完全にヒール側にいったようです。。。
さて、優勝は念入りなプラクティスには定評がある星氏が3本1870gのグッドリミットを揃え、3位まで90g差という僅差で悲願の初優勝。



今大会も2週前から念入りなプラを行い、プラクティスの時点で連日高ウェイトだったそうで、3本2200gというのが最低ラインという好調ぶり。しかも1400gのラージをキャッチするなどキッカーを入れる目算も十分。しかしながら前日プラで一週前の状況から大きく変化しウェイトダウンしたことに戸惑いながらも、当日は絞り出すように丁寧にキャッチしなんとかリミットメイク。本人にとって不本意な結果に、ウェイイン直後は落胆の様子が隠せない様子だったものの、結果を見てみれば堂々の優勝ウェイトでした。
釣った場所はバックス前のフラットで、ルアーはAR45のノーシンカーとカットテール4‘のネコリグ。プラクティスではシャローにさしてくる魚のサイズが良かったことから1m以浅のシャローをノーシンカーリグで、ごくゆっくりと引いてくるパターン。その後、反応が悪くなり、ピックアップ時にバスが追ってきていることから横の動きにスイッチし、ネコリグをシェイクしながらリトリーブ。状況変化にも対応し見事グッドリミットを揃えました。比較的人気エリアで、かつ、ほかの人と同様のスローな釣りでありながら差が出たのはレンジの違いとバスの行動の変化に気づいたこと。プレッシャーの高いシャローの魚に対し、着水音にも気を遣い神経質になっていた魚にも口を使わせることができたのは、念入りなプラクティスの賜物といえるでしょう。
初優勝、おめでとうございました。
~表彰式~

参加賞は上位から選ぶ方式

右:BB賞の土野氏
左:最初に釣った1本が弱り、大会中は魚のケアに徹し870gというグッドサイズを持ち込んだ宮崎氏。
これまでの努力を思い返し、感無量の表情の星氏。

上位三名
<成績表>
優勝 星修二 1870g/3本
2位 神戸俊郎 1840g/3本
3位 藤井将之 1780g/3本
4位 岡本隆義 1715g/3本
5位 栗本雅博 1620g/3本
6位 舞木雅和 1550g/3本
7位 長谷川和雄 1530g/3本
8位 滝本進 1490g/3本
9位 伊藤洋治 1390g/3本
10位 岡田荘司 1345g/3本
11位 細貝浩一 1180g/3本
12位 浅沼直哉 1070g/2本
13位 荒木洋忠 890g/2本
14位 宮崎幸治 860g/1本
15位 山岸準 795g/2本
16位 鈴木康晴 790g/2本
17位 本郷政弘 675g/2本
18位 城川晃邦 675g/2本
19位 井上徹也 630g/2本
20位 保坂政博 400g/1本
21位 田村悦彦 390g/1本
22位 菅谷武志 330g/1本
23位 椎熊卓実 285g/1本
24位 飯野大介 260g/1本
25位 土野究 235g/1本
26位 鈴木智之 190g/1本
ビッグフィッシュ賞:神戸俊郎 1360g
参加 33名(初参加4名)、ウェイイン 26名
<年間ポイント 第三戦終了時>

<動画>
<おまけ動画>
前日、井上氏が撮影した「産卵するスモールマウス」
http://www.youtube.com/watch?v=6uUd1O6yYNA&feature=c4-overview&list=UU7VxEaU5wgsYY4uHzH6mYVA
今大会に協賛いただきました柏OPA、プロショップGILL、テイルウォーク、プロズファクトリー、リッジアウトフィッターズ、また現地で協賛いただきました本山博之様、土野様、舞木様にこの場を借りてお礼申し上げます。
次回 フローターマスターズ第四戦は7/21(日) 福島県 檜原湖で開催されます。
多くの方のご参加をお待ちしております。
Report:M.Fujii
Photo:M.Fujii,M.Kurimoto
Movie:Y.Furuse,T.Inoue
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