2012年10月21日(日)、2012年度F.B.I. フローターマスターズトーナメントの最終戦が茨城県 外浪逆浦にて開催されました。
最終戦を前に、今年度のフローターマスター候補は4人。
ランキングトップを走るのは2010年、2011年度のフローターマスター、長谷川氏。
3年連続のマスターを狙う最強王者の現在のポイントは195ポイント。
ランキング2位は、タフコンディションが続く2012年度のトーナメントにおいて、全てのフィールドで魚をキャッチして抜群の安定感を見せている城川氏。ポイントは168ポイント。
ランキング3位は、山中湖戦と牛久沼戦で見事優勝&ビッグフィッシュを獲得し、一躍マスター争いに名乗りを挙げた真下氏。ポイントは160ポイント。
ランキング4位は、フローターマスター争いの超超超常連、F.B.I.代表の藤井氏。ポイントは143ポイント。
近年稀にみる混戦を制して誰が今年度のフローターマスターに輝くのか・・・運命の1戦の幕が上がりました。
大会の2週間前にはJBトップ50、1週間前にはWBSのクラシック戦、そして当日も様々な他団体の大会が開催されており、かなりのフィッシングプレッシャーがかかっている状況。それらプロ戦の結果を見ても決してイージーな状況ではなく、また、大会直前の台風や朝晩の冷え込みによるターンオーバーの影響など、最終戦もタフコンディションの大会になることが予想されました。
今大会はノンオール艇が6名、オール艇が29名の計35名がエントリー。スタートエリアは通称「ナサチン」で、ノンオール艇が5時半、オール艇が6時半のスタート。ウェイインは13時半。大会当日の朝は冷え込みましたが、日中は風も弱く、秋晴れの汗ばむ陽気となりました。

受付は4時30分。まだ真っ暗だ。



空が白み始める。準備を進める選手達。
ノンオール艇のスタート時刻は5時30分。


村田氏。




宮崎氏。



宮崎氏(左)と村田氏(右)

鈴木氏(左)と伊藤氏(右)。

空模様が気になる細貝氏。
オール艇のスタートは6時30分。

初参加の岡本氏。

土野氏。

菊池氏。

アシを攻める長澤氏。
結果、参加者35人中,魚をキャッチできたのは14名で、リミットメイクは2名のみと予想通りのタフコンディションでした。
リミットを揃えた選手は現在ポイントランキング2位の城川氏と3位の真下氏。
両選手のさすがの結果に、誰もがどちらかが優勝してマスターを獲得するものと思われましたが、蓋を開けてみると朝の活性の高い時間帯にビッグフィッシュのフィーディングするエリアを攻め、見事キロアップの魚を含む2本の魚をキャッチした選手がお立ち台を独占する結果となりました。
ウェイイン風景


浅沼氏(左)と内藤氏(右)


荒木氏(左)と長澤氏(右)


栗本氏(左)と今井氏(右)


長谷川氏(左)と山岸氏(右)



岡本氏。
リミットを揃えた真下氏(左)と城川氏(右)。


それでは、上位3名の発表です。
3位は、F.B.I.の元祖「霞の帝王」伊藤洋治氏。ウェイトは2本で2250g
前日プラで、朝の活性の高い時間帯に与田浦水門のワンドのシャローでビッグフィッシュが反応することを見極め、大会当日はスタート時間が1時間早いノンオール艇を選択。
ルアーは伝家の宝刀オリジナルザラスプークで、ベイトを意識した白、クローム系のカラーで見事2本のキロフィッシュをキャッチした。
5バイトで2キャッチ。湖は簡単な状況ではなかったにも関わらずトップウォータープラグでこのバイト数は、この釣りが極めてストロングなパターンであったことを物語る結果だ。
今年度で19年目を迎えるF.B.I.のフロータートーナメントにおいて1994年の第1回大会から参加している大ベテランの伊藤氏。
過去2度のフローターマスターを獲得したF.B.I.最強のトップウォータープラッガーは今も健在だ。



皆の前でザラのドッグウォークを披露。
無駄のないアクション・・美しい。


2位は、今大会のビッグフィッシュ賞となる1585gのナイスフィッシュをキャッチした鈴木康晴氏。ウェイトは2本で2360g。
参戦4戦目にして見事、お立ち台に初入賞した鈴木氏。
狙ったエリアは3位の伊藤氏と同エリアで、使用したルアーはドライブクロー3インチのテキサスリグ。アシのシェード狙いで、引っかかりが外れた直後のリアクションバイトを誘い、風が吹くタイミングでビッグフィッシュに口を使わせた。
普段はボートからリザーバー系のフィールドでの釣りが多い印象の鈴木氏ですが、ノンオールフローターでのシャローマッディレイクという真逆の環境でも結果を残すところに確かな実力を感じます。今大会を機にフローター用の大型のスカリを新調したとのこと・・来年度のご活躍にも期待しています!





そして優勝は・・もう、さすがとしか言いようがない、KFG(カスミ・フィッシング・ガイド)の松村寛プロ。ウェイトは2本で2375g
昨年度の霞ヶ浦戦(土浦)では初出場で2位、そして参戦2戦目の今回は優勝と、慣れないフローターでの釣りにも関わらずプロの名に恥じない見事な結果でした。
直前の遠征先である八郎潟と現在の霞の状況を重ね合わせ、ターンオーバー、朝一の大規模ハードボトム狙いといった条件から導きだしたエリアはスタート地点南の沈みテトラ。ブリッツをテトラに当て、リアクションで口を使わせた魚は2本共40アップのナイスフィッシュ、さらに大会中にオカッパリの人にパターンを教え、目の前でナイスサイズの魚を立て続けに釣らせるという敏腕ガイドぶりも見せたようです(笑)
その時の湖の状況から、高いポテンシャルを持ったポイントと釣り方を導き出すその理論、経験、そして臨機応変な対応力。
今回も色々なことを学ばせていただきました。プロガイド以外にも色々な活動をされている多忙な松村プロですが、来年度もぜひ参戦していただきたいと思います。負けず嫌いなF.B.I.メンバー達がリベンジしたくてウズウズしていますので(笑)






<最終戦結果>
ビッグフィッシュ賞: 鈴木康晴 1585g
1位 松村寛 2375g/2本
2位 鈴木康晴 2360g/2本
3位 伊藤洋治 2250g/2本
4位 真下桂一 2140g/3本
5位 城川晃邦 2105g/3本
6位 岡本隆義 1915g/2本
7位 山岸準 1220g/2本
8位 内藤臣 1045g/1本
9位 荒木洋忠 980g/1本
10位 栗本雅博 955g/1本
11位 長澤哲也 675g/1本
12位 長谷川和雄 660g/1本
13位 今井一行 450g/1本
14位 浅沼直哉 275g/1本
以下、21名ノーフィッシュ
<小田氏撮影の大会写真>
そして今年度のフローターマスター候補4人の結果は、真下氏が4位、城川氏が5位、長谷川氏が12位、藤井氏がNF。この結果から、長谷川氏と真下氏が最終ポイントで共に195ポイントで並びましたが、F.B.I.ルール
「年間得点の合計点がタイになった場合、より高い順位をより早く獲得した者を上位とする。」
にのっとり、3戦目で最高順位1位を獲得した真下氏が2012年度のフローターマスターの栄冠に輝きました(長谷川氏は4戦目に1位を獲得)。
真下氏と長谷川氏は、F.B.I.設立当初の高校生時代から友人として大会に出ていた2人。
それから20年近くが経過した今、そんな2人がフローターマスター争いをしていることに非常に感慨深いものを感じます。大混戦のシーズンを制して見事フローターマスターの栄冠に輝いた真下氏、本当におめでとうございました。
藤井代表とガッチリ握手。おめでとうございました!


今年度のフローターマスターズクラシックは2012年11月11日、真下氏により決定された山中湖を舞台に開催されました。大会結果は後日アップされるレポートをご覧下さい。
来年度の大会スケジュールはオフシーズン中に開催される総会により決定し、来年2月頃にはご案内できる予定です。来年度はどのようなドラマが繰り広げられるのか、今から楽しみでなりません。
今年度は本当に多くの方にご参加いただきました。ありがとうございました。
来年度も多くの方のご参加を心よりお待ちしております。
<2012年最終年間ランキング>
Report & Photo:T.Kawamura











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