2012年5月20日(日)、福島県秋元湖にて2012 F.B.I. FLOATERMASTERSトーナメント第2戦が開催されました。
秋元湖では暫定基準値を超える放射線量が確認されており、国からウグイ・ヤマメ・イワナなどの採捕制限が発表されています。それを受け、猪苗代湖・秋元湖漁協からはそれらの魚種について採捕禁止の指示が出ています。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r985200000295nw.html
ブラックバスは制限の対象には入っておらず、自己判断の上で釣りを行うよう話を受けておりますが、F.B.I.では、この地域においてバス釣りが重要な観光資源の一つと捉え、今後に向けて地域に対し偏った解釈を生まないよう、例年通り、大会を開催させていただきましたことをご報告いたします。
農林水産業関係者、並びに釣り禁止を余儀なくされている他魚種のアングラーの方々の心中お察しするとともに、少しでも早い回復を祈るばかりです。
今回の大会では、これまでの大会でスタートエリアとしていた大倉川の河口エリアが雨や雪代による大増水により水没していたため、開催直前に急遽スタートエリアが中津川ワンドに変更になりました。
雪代の影響でインレット付近の水温は低く、低いところでは5℃以下。強い濁りが入っているエリアもありました。インレットから離れると水温は10℃前後あり、場所によって日中は12℃ほどまで上昇したものの、シャローにはベイトを含め全く魚の気配がない状況。プラに入った選手たちも皆「渋い」と口を揃えるタフコンディションに厳しい大会が予想されました。
今大会のエントリー人数は31名で、オール艇が28艇、ノンオール艇が3艇のエントリー。朝晩の気温差が大きいこの時期、大会当日の朝の気温も3℃と冷え込みましたが日中は晴天無風の汗ばむ陽気となりました。
大会の朝の湖はライズもなく静まり返り、湖面は鏡のようだった。
東北から初参加の岡田氏(左)
これからもよろしくお願いします。
結果、31名中魚をキャッチできたのは4名という、当初の予想通り厳しい大会となりましたが、一時的に風が吹いたタイミングを逃さず食い気のある魚をキャッチできた選手、もしくはルアーの色やアクションで食い気のない魚に口を使わせることができた選手のみが見事魚をキャッチしました。
東北メンバーの一人、鈴木(智)氏も貴重なナイスフィッシュをキャッチした。
3位は、昨年度のフローターマスターの長谷川氏。ウェイトは2本で1305g。
前日プラの際に、自身の春の定番メソッド「シャッドの鬼ジャーク」で800gのナイスフィッシュが獲れたが、大会当日は風もなくベイトのポジションも変わっており同じ釣りでは反応がなかったため、そのパターンは活きていないと判断。一時的に前日とは逆の風が吹いたタイミングを見逃さず、あえてプラで反応が悪かった岬を攻めたところ短時間の間に見事2本をキャッチした。ルアーはパワーダンクで、アクションは水深3.5mをボトムノックさせてのタダ巻き。
相変わらず良く釣るこの男。今年もフローターマスターの最有力候補の一人であることは間違いない。

2位は、上位入賞の常連、菊地氏。ウェイトは2本で1385g。
釣ったエリアはダムサイト近くの島周り。ザッカーを四方八方に投げて時折ポーズを混ぜたショートトウィッチで中層を攻め、ビッグフィッシュ830gを含む2本をキャッチした。釣れたのは長谷川氏と同様、風が吹いたタイミングだったようです。今回もいつものごとくプラ無しで大会に臨んだが、このタフコンディションの中でも相変わらずの釣果、本当にお見事でした。
詳細を聞いてもいつも「適当」と答える菊地氏ですが、その「適当」は菊地氏の天性の魚を探す感覚があってこそ、ということに気づいていないのは本人だけのようです。次戦以降も「適当」に上位入賞を繰り返してくれることでしょう。

優勝は、このタフコンディションの中で唯一リミットを揃えた城川氏。ウェイトは3本で1590g。
釣ったエリアはプラで魚をキャッチしていた小野川発電所の流れ出しの出口部分。水深2mから4mに落ちるブレイクの2.5~3m付近を攻め、1本の入れ替えを含む計4本のバスをキャッチした。使ったルアーはダブルクラッチ。プラで反応のあったアユカラーに全く反応がなかったため、風がなく食い気のないバスに口を使わせるためにキンクロにカラーチェンジ。また、一定のレンジをキープすることでミスした魚が追い食いしてくることを見極め、強いジャーキングで浮き上がったルアーを沈めつつ一定のレンジを攻めるためにルアーにシンキングチューンを施すほどの徹底ぶりで見事この超タフコンディションを制した。
巻物メインの強い釣りを展開しつつも年々安定感が増している城川氏。2010年度にはクラシックのタイトルを獲得しており、今年度は3位に入賞した初戦に続く優勝で一気にポイントリーダーとなり、残るフローターマスターのタイトルを射程距離内に捉えた。今年度、最も注目すべき選手の一人だ。
<成績表>
ビッグフィッシュ賞:830g(菊地昭彦)
優勝: 城川晃邦 1590g/3本
2位: 菊地昭彦 1385g/2本
3位: 長谷川和雄 1305g/2本
4位: 鈴木智之 785g/1本
以下、27名ノーフィッシュ

<年間ポイント 第二戦終了時>
次回 フローターマスターズ第三戦は6/17(日) 山梨県 山中湖で開催されます。
多くの方のご参加をお待ちしております。
report & photo:T.Kawamura



















































