6月6日(日)、2010年度F.B.I. フローターマスターズトーナメントの第3戦が福島県桧原湖にて開催されました。
事前情報によると桧原湖は最近まで冷え込みが続いていたため、例年に比べスポーニングの進行が遅れておりかなり渋いとのこと。まあ、F.B.I.の大会で事前情報が良かったことなど記憶にありませんが・・・。
前日プラの天候は、「晴れ」のち「曇り」時々「豪雨」たまに「雹(ヒョウ)」というムチャクチャな天気。事前情報どおり、プラに入った多くの選手たちからは「渋い」という声が聞かれました。
最初は晴れていましたが、このあと天候が激変・・・。
6月の桧原湖では何度もF.B.I.の大会が開催されていますが、今大会は例年に比べて開催時期が早いうえ、冷え込みの影響も残る微妙な状況。春の桧原湖優勝パターンの定番、シャローでスポーニング絡みのラージ&スモールを狙う選手が勝つのか、または別の魚を狙う選手が勝つのか・・・今シーズンの折り返し地点となる第3戦、今年度のフローターマスターを占う重要な一戦の幕が上がりました。




藤井氏
城川氏
岡崎氏
吉川氏
私
photo by M.Fujii

photo by M.Fujii
堀川氏
宮崎氏
法外な報酬を支払えばどんなターゲットも釣り上げてくれそうな気がする・・・。

菅谷氏

細貝氏(右)、吉川氏(左)
小熊氏




久しぶりの参加、星野氏
こちらも久しぶりの参加、伊澤氏
富永氏

飯塚氏(右)、長谷川和氏(左)


大会のスタートは、いつもお世話になっている「ママキャンプ場」の細野エリアで、ノンオール艇が4名、オール艇が22名の計26名のエントリー。
前日プラとはうって変わり天候は晴れ。暑い日になりました。水温は14~16℃、超満水。水はクリアで、水深2.5~3mまでは目視できる状況でした。
季節が遅れている影響からか、例年なら多くのバスがキャッチされる細野エリアの2~3mラインに魚は少なく、その中で限られたエリアを絞り込めた選手がリミットを揃え、上位に食い込みました。全体的なキャッチ本数は少なかったものの、コンディションの良い魚を揃えた上位陣は見事なウェイトを叩き出しました。
菅谷氏
飯塚氏
岡崎氏
城川氏
伊藤氏

長谷川友氏(右)、菊池氏(左)
photo by M.Fujii




伊藤氏
しっかりとキーパー2本キャッチ。
山岸氏
メスのデカイラージもかけたようですが、惜しくもバラシ。残念!
吉川氏
入れ替えをしてリミット達成。さすがです。

内藤氏
シャッドで数十本釣ったようです。スゴイ!
(写真、露出をミスってしまいました・・・スイマセン・・・)
3位は、参戦3年目にして初のお立ち台を獲得した土野氏。ウェイトは3本で1450g。細野エリア南側2~3mラインにあるスモールのネストをカットテールのダウンショットで狙い、見事グッドサイズ3本をキャッチした。ショートバイトを確実にものにするために視認性の良いピンクのワームを使用し、ワームが消える一瞬のバイトを逃さなかった。
クリアレイクの釣りを得意とする土野氏。この後に控える三春ダム&真野ダム戦でも何かやってくれそうな気がするのは私だけではないはずだ。今後の活躍に期待したい。

ちょっと照れてます(笑)
2位は、今回のビッグフィッシュ賞となる40cm、950gのスモールを含む3本をウェイインした保坂氏。ウェイトは3本で1840g。ほとんどの選手がシャローでスポーニング絡みの魚を狙う中、今回も得意の裏道街道まっしぐら。水深5mのフラットエリアに浮いているスモールを2インチセンコーのダウンショットのフォーリングで狙い、見事なビッグフィッシュを仕留めた。この日、桧原湖で釣りをしていた釣人の中で、この魚を釣ることができたのは間違いなく保坂氏だけだろう。本当にお見事でした。
う~ん、デカイ!
そして優勝は、春の桧原湖と言えばこの男、F.B.I.のサイトマスター藤井氏。ウェイトは、F.B.I.の桧原湖戦初の2キロ超えとなるブッちぎりの2140g。前日プラで見つけていたラージを、ボーターで賑わうハイプレッシャーのいかり潟で見事2本キャッチした。ルアーはファットイカ。その後、ネストのグッドサイズのスモールの超ショートバイトに悩まされながらも、藤井氏得意の創意工夫で見事フッキングに持ち込んだ。ルアーはフラッシュJのダウンショット。保坂氏の予想外のビッグスモールに惜しくもビッグフィッシュ賞は逃したが、今年もマスター争いに名乗りを挙げる見事な一勝。トーナメントディレクターとして、遅く湖上に出て早上がりしたにも関わらずこの釣果。さすがの一言でした。
余裕の2kgオーバー。お見事!
ま、まぶしい!

お立ち台3人
参加された皆さん、お疲れさまでした!
<成績表>
ビッグフィッシュ賞:950g(保坂政博)
1位:藤井将之 2140g/3本
2位:保坂政博 1840g/3本
3位:土野究 1450g/3本
4位:内藤臣 1415g/3本
5位:城川晃邦 1290g/3本
6位:菊池昭彦 1030g/2本
7位:吉川博文 980g/3本
8位:山岸準 785g/1本
9位:伊藤洋治 570g/2本
10位:鈴木智之 435g/1本
11位:飯塚賢一 395g /1本
12位:本田博樹 385g /1本
13位:富永裕一 375g /1本
14位:長谷川和雄 375g /1本
15位:宮崎幸治 355g /1本
16位:河田健太郎 335g/1本
17位:細貝浩一 335g /1本
18位:川村俊明 300g /1本
19位:岡崎誠二 260g/1本
以下、7名ノーフィッシュ
なお、現在の桧原湖は入漁料についてちょっとゴタゴタしているようで、放流もしていない外来種のブラックバス釣りに対して入漁料の支払いは必要ありません、という福島県と、
これまでどおり支払って欲しいと考えている漁協との意見が食い違っているようです。F.B.I.としては、今後も「入漁料の支払いは必要ありません」ということで両者の意見が一致しない限り、桧原湖で大会を開催する際は入漁料を支払います。今回も参加者26名分の入漁券を購入したことを報告しておきます。
次回は7月4日、福島県三春ダムで開催されます。
アベレージ1500gオーバーの驚異のビッグバスレイクでどのようなウェイトが叩き出されるのか・・非常に楽しみです。
エントリーの詳細につきましては、後日アップされる開催案内(F.B.I.ホームページ:http://www.floaters.jp/)をご確認下さい。自然豊かな初夏のリザーバーで、皆でフローターフィッシングを楽しみましょう!
Report:T.Kawamura
事前情報によると桧原湖は最近まで冷え込みが続いていたため、例年に比べスポーニングの進行が遅れておりかなり渋いとのこと。まあ、F.B.I.の大会で事前情報が良かったことなど記憶にありませんが・・・。
前日プラの天候は、「晴れ」のち「曇り」時々「豪雨」たまに「雹(ヒョウ)」というムチャクチャな天気。事前情報どおり、プラに入った多くの選手たちからは「渋い」という声が聞かれました。
最初は晴れていましたが、このあと天候が激変・・・。6月の桧原湖では何度もF.B.I.の大会が開催されていますが、今大会は例年に比べて開催時期が早いうえ、冷え込みの影響も残る微妙な状況。春の桧原湖優勝パターンの定番、シャローでスポーニング絡みのラージ&スモールを狙う選手が勝つのか、または別の魚を狙う選手が勝つのか・・・今シーズンの折り返し地点となる第3戦、今年度のフローターマスターを占う重要な一戦の幕が上がりました。




藤井氏
城川氏
岡崎氏
吉川氏
私photo by M.Fujii

photo by M.Fujii
堀川氏
宮崎氏法外な報酬を支払えばどんなターゲットも釣り上げてくれそうな気がする・・・。

菅谷氏
細貝氏(右)、吉川氏(左)
小熊氏



久しぶりの参加、星野氏
こちらも久しぶりの参加、伊澤氏
富永氏
飯塚氏(右)、長谷川和氏(左)

大会のスタートは、いつもお世話になっている「ママキャンプ場」の細野エリアで、ノンオール艇が4名、オール艇が22名の計26名のエントリー。
前日プラとはうって変わり天候は晴れ。暑い日になりました。水温は14~16℃、超満水。水はクリアで、水深2.5~3mまでは目視できる状況でした。
季節が遅れている影響からか、例年なら多くのバスがキャッチされる細野エリアの2~3mラインに魚は少なく、その中で限られたエリアを絞り込めた選手がリミットを揃え、上位に食い込みました。全体的なキャッチ本数は少なかったものの、コンディションの良い魚を揃えた上位陣は見事なウェイトを叩き出しました。
菅谷氏
飯塚氏
岡崎氏
城川氏
伊藤氏
長谷川友氏(右)、菊池氏(左)photo by M.Fujii




伊藤氏しっかりとキーパー2本キャッチ。
山岸氏メスのデカイラージもかけたようですが、惜しくもバラシ。残念!
吉川氏入れ替えをしてリミット達成。さすがです。

内藤氏シャッドで数十本釣ったようです。スゴイ!
(写真、露出をミスってしまいました・・・スイマセン・・・)
3位は、参戦3年目にして初のお立ち台を獲得した土野氏。ウェイトは3本で1450g。細野エリア南側2~3mラインにあるスモールのネストをカットテールのダウンショットで狙い、見事グッドサイズ3本をキャッチした。ショートバイトを確実にものにするために視認性の良いピンクのワームを使用し、ワームが消える一瞬のバイトを逃さなかった。
クリアレイクの釣りを得意とする土野氏。この後に控える三春ダム&真野ダム戦でも何かやってくれそうな気がするのは私だけではないはずだ。今後の活躍に期待したい。

ちょっと照れてます(笑)2位は、今回のビッグフィッシュ賞となる40cm、950gのスモールを含む3本をウェイインした保坂氏。ウェイトは3本で1840g。ほとんどの選手がシャローでスポーニング絡みの魚を狙う中、今回も得意の裏道街道まっしぐら。水深5mのフラットエリアに浮いているスモールを2インチセンコーのダウンショットのフォーリングで狙い、見事なビッグフィッシュを仕留めた。この日、桧原湖で釣りをしていた釣人の中で、この魚を釣ることができたのは間違いなく保坂氏だけだろう。本当にお見事でした。
う~ん、デカイ!そして優勝は、春の桧原湖と言えばこの男、F.B.I.のサイトマスター藤井氏。ウェイトは、F.B.I.の桧原湖戦初の2キロ超えとなるブッちぎりの2140g。前日プラで見つけていたラージを、ボーターで賑わうハイプレッシャーのいかり潟で見事2本キャッチした。ルアーはファットイカ。その後、ネストのグッドサイズのスモールの超ショートバイトに悩まされながらも、藤井氏得意の創意工夫で見事フッキングに持ち込んだ。ルアーはフラッシュJのダウンショット。保坂氏の予想外のビッグスモールに惜しくもビッグフィッシュ賞は逃したが、今年もマスター争いに名乗りを挙げる見事な一勝。トーナメントディレクターとして、遅く湖上に出て早上がりしたにも関わらずこの釣果。さすがの一言でした。
余裕の2kgオーバー。お見事!
ま、まぶしい!
お立ち台3人
参加された皆さん、お疲れさまでした!<成績表>
ビッグフィッシュ賞:950g(保坂政博)
1位:藤井将之 2140g/3本
2位:保坂政博 1840g/3本
3位:土野究 1450g/3本
4位:内藤臣 1415g/3本
5位:城川晃邦 1290g/3本
6位:菊池昭彦 1030g/2本
7位:吉川博文 980g/3本
8位:山岸準 785g/1本
9位:伊藤洋治 570g/2本
10位:鈴木智之 435g/1本
11位:飯塚賢一 395g /1本
12位:本田博樹 385g /1本
13位:富永裕一 375g /1本
14位:長谷川和雄 375g /1本
15位:宮崎幸治 355g /1本
16位:河田健太郎 335g/1本
17位:細貝浩一 335g /1本
18位:川村俊明 300g /1本
19位:岡崎誠二 260g/1本
以下、7名ノーフィッシュ
なお、現在の桧原湖は入漁料についてちょっとゴタゴタしているようで、放流もしていない外来種のブラックバス釣りに対して入漁料の支払いは必要ありません、という福島県と、
これまでどおり支払って欲しいと考えている漁協との意見が食い違っているようです。F.B.I.としては、今後も「入漁料の支払いは必要ありません」ということで両者の意見が一致しない限り、桧原湖で大会を開催する際は入漁料を支払います。今回も参加者26名分の入漁券を購入したことを報告しておきます。
次回は7月4日、福島県三春ダムで開催されます。
アベレージ1500gオーバーの驚異のビッグバスレイクでどのようなウェイトが叩き出されるのか・・非常に楽しみです。
エントリーの詳細につきましては、後日アップされる開催案内(F.B.I.ホームページ:http://www.floaters.jp/)をご確認下さい。自然豊かな初夏のリザーバーで、皆でフローターフィッシングを楽しみましょう!
Report:T.Kawamura


























































