2011トーナメントスケジュール

震災の影響でしばらくの間開催を見送っておりましたが、今年度のトーナメントを通常とは異なる変更点を加えながら再開させていただくことにいたしました。
現在も東北地方の開催地は震災の影響が続いており、釣り大会を行えるような状況ではありません。しかしながら私どもの大会は、東北地方の方々の人柄や環境に魅せられて東北、関東を中心に活動を続けてまいりました。どうか力強く復興されることを願い、近い将来に以前と変わらぬ大会が出来ることを望んでおります。


さて、今期のスケジュールですが安全第一として再検討し、下記のように決定しました。初の試みが多くなりますが、逆に経験者のアドバンテージが少ないとも言えるかもしれません。気持ち新たに多くの方々が参加されるようお待ちしております。




2011年トーナメントスケジュール


◎第一戦

5月15日 河口湖(小海公園漁協駐車場)ハードルアー戦

長い間、なぜかFBIフローターマスターズでは未開催であった河口湖。現在は環境保護の面からソフトルアーの禁止となり、ゲーム性が高くなったことでの満を持しての開催。前回放流は4/27というなかで高いキャッチ率が見込まれるのではないでしょうか。今大会はFBIトーナメント史上初となる『ハードルアー戦(※ワーム・ポーク類の使用禁止)』というレギュレーションです。創意工夫を凝らして望んでください。

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◎第二戦

6月12日 牛久沼(本湖 水辺公園駐車場)

この度の大地震により護岸に被害を受け、これまでのスタートエリアが使えない状況で、今回は本湖南端の水辺公園がスタートエリアとなります。長い間、梅雨時期に牛久沼での開催は行っておらず湖の状況は未知数。カバーフィッシングの先駆けと言われるこの場所で、トップウオーター全盛の季節。フローターのメリットを最大に生かしたアシへの接近戦で、ダイナミックなバスフィッシングをお楽しみください。

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◎第三戦

7月16日、17日 桧原湖(細野) 2Day

産卵も落ち着き、次第に深場へと魚が落ちていく夏の桧原湖での2Day開催。総合順位は二日間のトータルウェイトながらポイントは単日毎の加算なので単日の参加もOK。気まぐれなスモールマウスバスを相手にするもよし。一発狙いでラージマウスバスを探すもよし。避暑地のキャンプ場で夏の休日を満喫してはいかがでしょうか。虫たちが本格的に活動する夏の桧原湖で多彩な釣りをお楽しみください。

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◎第四戦

8月28日 秋元湖

サイズは望めないものの抜群のロケーションで「開催地のなかで秋元湖が最も好きな場所」と公言するメンバーも多い秋元湖。前日夜の湖畔で思い思いに行われるバーベキューはここでの定番イベントともなりました。そして思い出されるのは一昨年前の初秋、激荒れの秋元湖、大倉川河口のファーストブレイクとなる10m以上のディープの中層から明らかに他とは違うグッドコンディションを揃えた川村氏が、勢いそのままこの年のフローターマスターを獲得しました。今年の大会は季節がその一ヶ月弱前。水温の低い大倉川の河口域は水温に反して熱くなることでしょう。

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◎第五戦

9月18日 霞ヶ浦(土浦周辺)

霞ヶ浦におけるメジャートーナメントで度々ウイニングエリアとなる土浦エリア。北に桜川、南に花室川が位置する場所が今回の開催地となります。土浦での開催はFBI初。数多くの流入河川と、豊富なストラクチャーには数多くのバスをストックしており、現在の霞ヶ浦においては屈指の一級エリアと言えます。夏から秋に徐々に季節が移行するなか、様々な釣り方に魚が答えてくれることでしょう。

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◎フローター・マスターズ・クラシック

日程/場所未定  ※招待選手のみ





 

大会参加のエントリーは各大会の一ヶ月ほど前より始まります。大会に関するお問合せはコチラまで。

admin@floaters.jp

O型、H型、ポンツーンなどフローターの種類を問わず、本格的にトーナメントをしたい方も、釣り仲間を探している人も、初参加の方も気兼ねなくご参加ください。皆様のエントリーをお待ちしております。


(FBI事務局)

東北地震に関する重要伝達

この度発生した巨大地震により、東北・関東地方の数多くの方々が被災されました。

亡くなられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、ご遺族や被災された方々のご健康をお祈り申し上げます。

 

東北地方におられる当メンバーのなかにも一部被災され避難生活を送られている方、まだ安否が確認できていない方々がいらっしゃいます。また、未だに現地では情報収集がままらない状況と聞いており、心中をお察しいたします。

 

今回の地震に伴いF.B.I.におきましては、417日に予定されておりました第一戦(霞ヶ浦)の中止を決定いたしました。

なお、現在の霞ヶ浦においては所により橋の崩落や地盤沈下などの被害が出ております。皆様には二次災害を防ぐためにも釣行はもちろん、無用な湖岸への接近を控えていただくようお願いいたします。

 

また、今後の開催に於きましても、被災地や震源地となった場所があるため、スケジュール変更を行う可能性があり、状況が安定するまでこれらの発表をお待ちいただきたいと思います。

 

皆様のご理解とご協力をお願いすると共に、次回、皆様と元気な姿で再会できることをお祈り申し上げます。

 

 

F.B.I.代表  藤井将之

 

2010 F.B.I. フローターマスターズクラッシック 山中湖

F.B.I. FLOATERMASTERS CLASSICは、フローターマスターに並ぶF.B.I.の2大タイトルの1つであり、今年度の各トーナメントの優勝者及び前年度のフローターマスター/クラシック優勝者、並びに今年度の年間ランキングから左記有資格者を除いた上位5名のみに参加権が与えられる栄誉ある大会。
賞品はなく、皆が狙うは優勝のみ。
純粋にFLOATERMASTERS CLASSICチャンピオンの栄冠のみを競う秋の祭典です。

2010年度のFLOATERMASTERS CLASSICは、2010年10月24日、山梨県山中湖にて開催されました。

山中湖での開催は、2008年の最終戦以来2度目の開催です。
今年度の過酷な出場権争いを勝ち抜いた以下の10名の精鋭たちにより争われました。

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<ノンオール艇:6:30 Start~14:30 weight in>

細貝浩一(年間ランキング7位:繰上げ2位)
宮崎幸治(年間ランキング10位:繰上げ5位)

<オール艇:7:30 Start~14:30 weight in>

長谷川和雄(年間ランキング1位:2010フローターマスター、第2戦霞ヶ浦(小野川)優勝、第5戦真野ダム優勝)
藤井将之(年間ランキング2位:2009クラシック優勝、第3戦桧原湖優勝)
保坂政博(年間ランキング3位:第6戦霞ヶ浦(東浦)優勝)
菊地昭彦(年間ランキング4位:第1戦牛久沼優勝)
川村俊明(年間ランキング5位:2009フローターマスター、第4戦三春ダム優勝)
土野究(年間ランキング6位:繰上げ1位)
富永裕一(年間ランキング8位:繰上げ3位)
城川晃邦(年間ランキング9位:繰上げ4位)

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山中湖の水位は2008年の開催時より数十センチ高く、ほぼ満水状態。
水温は16~18℃で、水色も良くターンオーバーの影響はないようでした。

2008年の大会では開催直前にバスの放流があったため非常にキャッチ率の高い大会となりましたが、今回は放流があった10月6日から2~3週間ほど経過しており、釣果が計算しやすい放流バスもすでに放流ポイント周辺から散ってしまっているとのこと。5名の選手が前日プラに入りましたが、キッカーとなるネイティブどころか、3本の放流バスがキャッチされたのみであり、放流バスもイージーには釣れない難しい状況でした。
【前日プラ】

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スタートエリア前を釣る藤井氏。

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土曜日は晴れ渡り、富士山が良く見えた。

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前日の夜は2~3℃まで冷え込み、湖からは湯気が立ち昇っていた。


【大会当日】

大会当日は曇りで、気温はそれほど低くないものの時折小雨が混じり肌寒く感じられました。

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朝焼けに染まる山中湖。

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手前はBuck’sBag’s社のリバーゴースト(土野艇)。
細い径のチューブ2本からなる2気室タイプのポンツーンを使用。水の抵抗を増すことで、その名のとおり河川のような流れのあるところに強く、風の影響も受けにくい。
奥はBuck’sBag’s社のピンキーカップ(嘘)。

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準備に余念がない宮崎氏。
ターゲットはネイティブか、放流バスか・・・。

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手前から、土野氏、城川氏、富永氏。

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ノンオール艇のスタート直前。
細貝氏(左)と宮崎氏(右)、ともにJOYCRAFTのフローター。



6時30分 、ノンオール艇の細貝氏と宮崎氏がスタートし、その1時間後の7時30分 、オール艇の8名がスタート。

プラで明確な手ごたえを感じている選手はおらず、選手全員に優勝のチャンスがある。
シャローのウィードに付いているであろう放流バスを狙っていくのか、又は4~6mレンジのワカサギの泳層付近の水深や、よりディープのワカサギに付くネイティブを狙っていくのか・・・選手たちは思い思いの作戦を胸に秘め、秋の難解な山中湖に挑みました。

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金色に輝く湖面に浮かぶ細貝氏。

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静まり返る湖面に浮かぶ。

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オール艇のスタート直前。

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スタートの合図のため岸で皆を見守る藤井氏。
今年1年、ご苦労さまでした。

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シャローを攻める城川氏。
写真を撮っていても、正直、山中湖はあまり絵にならない・・・。

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長谷川氏。

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土野氏。

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砂の岬に野生の鹿が出現。
それにしてもえらく立派な鹿だ・・・こんなのが山中湖にもいるんですね。

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山中湖と言えばコレ。
観光船「プリンセス・オデット号」。

口を半開きにしたところに、製作者の非凡なセンスを感じる。


14時30分、ウェイイン。
結局、前日から魚の活性は変わらず、また、多くの観光ボートやウェイクボードの大会開催などマイナス要素も多く、参加者10名中4名が放流バスをウェイインしたのみの寂しい釣果に終わりました。

以下、上位4名のパターンです。
4位は、1本で515gを持ち込んだ土野氏。
スタート地点前のシャローで魚が跳ねているのを見てとっさにスピナーベイトを通し、一時的に活性の上がった魚をバジングでキャッチした。このところ大会ではコンスタントに魚をキャッチし、安定感が増している土野氏。この調子で必ず来年度も活躍してくれることでしょう。期待しております。

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カメラがちょっとプチトラブル中だったのでピント全然合ってなかったですね・・魚も曲がってるし。スイマセンでした。


3位は、1本で630gを持ち込んだゴルゴ宮崎氏。
デニーズ前のシャローのウィードをシャロークランク(イマカツ、ワイルドバッツ)で攻め、見事ターゲットを仕留めた。13時頃に釣れたとか、釣れた水深は1.3mとか、13投目で釣れたとか、色々な噂が聞こえてくるが真相は定かではない。

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ミッション終了。


2位は、2本で855gを持ち込んだ川村氏(私です)。
砂の岬水深4~5mに沈んだレイダウンの、ウィードの絡む根元付近を3/4ozジグヘッド+5インチフラグラブで攻めて1本キャッチ。30分ほど休ませ、同ポイントをスモラバでせめてもう一本追加。その後はネイティブを狙い、旭日丘からスタートエリアまでの水深5m前後をラバージグと巻物で広く探りましたがノーバイトに終わりました。

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ネイティブ・ヤマナカンが釣りたかった・・・。


そして今年度のCLASSICチャンピオンは、3本で1225gを持ち込んだ城川氏でした。
湖南西部の水深3.5m~4mレンジのウィードを、ラインのポンド数を調整して攻め分け、厳しい状況の中で見事リミットを揃えた。ルアーはショットダブルフルサイズ(ノリーズ)。巻物で中層を攻める強い釣りを得意とし、これまでの大会でも数々のビッグフィッシュを持ち込んできた城川氏であるが、ビッグタイトルの獲得は自身初。
本当におめでとうございました。

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この状況でリミット達成はお見事!

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念願のビッグタイトルに思わず顔がほころぶ。


多数の方から予想いただいたトトカルチョの結果ですが・・・予想を上回るローウェイト戦(笑)に、残念ながら該当者ナシでした。城川氏本人が賭けた1500gがニアピンでしたが・・・残念。

余談ですが、大会終了後にメンバーでほうとうを食べにいった際、城川氏は最後まで「結構量多いな・・もうお腹いっぱいだよ・・」「カボチャが・・」などと、チャンプらしからぬ弱音を吐き続けていた。来年度は、黙ってスープまで飲み干せるスケールの大きさを身に付けてきて欲しいと思います。


今回はクラシックということで、以下に参加選手全員のパターンなどを簡単に報告します。
長谷川氏:プラの結果から長池エリアを狙う予定だったが、ウェイクボードの大会開催により断念。なぎさ前にてディープクランクで放流バスを1本釣ったが、ネイティブしか眼中にないため再放流。その後、ベイトに付くネイティブらしきバスを掛けたが惜しくもバラしてしまった。

藤井氏:プラで湖北西シャローにバスを何本か見つけていた。当日は700gをキャッチしたが、原因不明のデッドフィッシュ。推定1500gのネイティブも見つけており何度も入り直して狙ったが、口を使わせることができなかった。

保坂氏:ディープのベイトを追いかけメタルジグ。シャクリまくって撃沈。

菊地氏:なぎさ前でスピナベのリフト&フォールで放流バスを1本キャッチしたが、負けず嫌いの菊地氏は、長谷川氏が釣った放流バスを逃がしたことを知り、対抗して再放流したらしい(笑)

細貝氏:山中湖に来る途中、中央道に乗り損ない首都高を一周した。この時点で今回はダメだと感じたとのことで、見事?予感が的中。ノーバイトに終わった。

富永氏:プラで長池方面のストラクチャーに付くバスを見つけていたが、大会当日いなくなっていた。ディープに浮いているバスを見つけたがバイトは得られず、その後もノーバイトに終わった。

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参加された皆さん、お疲れさまでした!


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この土日は本当に激シブだったようで、JBのTOP50プロの山中湖ガイドでも2日間で2バイト、チビを1本キャッチしたのみだったようです。

これで2010年度のF.B.I. FLOATERMASTERSトーナメントが全て終了しました。運営に携わった皆さん、出場された皆さん、本当にお疲れ様でした。

また来年も「楽しく」そして「真剣に」フロータートーナメントを開催していきます。
皆さんのご参加をお待ちしています!




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